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洞不全症候群や房室ブロックや徐脈性心房細動といった徐脈性不整脈に対して行う治療です。ペースメーカーという5cm×4cm、厚さ0.8cm程度の機械を鎖骨下方の皮下に埋め込み、その機械と心臓を、太さ2mm程度の電極カテーテル1本ないし2本でつなぐことにより、遅くなってしまった心拍を正常な心拍に戻します。ペースメーカー植え込み術は局所麻酔にて施行され、皮膚切開の長さは4cm程度と短く、尚且つ出血量も少ない比較的低侵襲の手術です。当院では、手術 翌日から歩行が可能となり、約1週間後に退院です。
退院したあとは、磁気と、機械に加わる衝撃とに注意していただく必要がありますが、それ以外はペースメーカーの手術前とほぼ同様な生活が可能となります。ペースメーカーの寿命は平均7~8年程度ですが、疾患によってはさらに短い場合もあります。ペースメーカーの寿命がきたときは、皮下に埋め込んだペースメーカーを交換します。
ペースメーカー植え込み術の治療手順
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