ほうっておくと危ない!検便の「要」精密検査③ ~精密検査~
2021.06.02(かけはしvol.108掲載)
■大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは、先端にカメラがついた細いチューブを肛門から挿入して行う検査です。大腸内を目視で診断することができ、病変の切除・組織採取が可能です。
■大腸CT検査
大腸を炭酸ガスで膨らませ、CT装置で撮影した画像を立体化することで行う検査です。腸の癒着などで内視鏡が入りにくい方や内視鏡検査に抵抗がある方向けの検査です。
■大腸内視鏡検査と大腸CT検査の比較
〝面倒だから〟と精密検査を受けないのは絶対に駄目ですが、内視鏡検査が入りにくい方や辛さ、痛みが原因で受けない方もいらっしゃいます。そのような方向けの選択肢として、当院では2021年4月から大腸CT検査の拡充を行いました。
大腸がんは早期発見をすれば治る病気です。便潜血検査での陽性をほうっておかず、早めに精密検査を受けてください。
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電話番号:0776-23-1111(代)