非アルコール性脂肪肝炎 ― NASH ―②
2018.11.01（かけはしvol.97掲載）
●NASHの怖さ、それは「自覚症状がない」こと！
肝臓は「沈黙の臓器」です。脂肪肝やNASHになっても「痛い」「だるい」などの症状が出ないため、見た目にも本人にも分からないのが現状です。しかしNASHが肝硬変へと進行すると黄疸、むくみ、腹水など特有の症状が現れます。
症状が現れた時には思いのほか進行している場合があります。気になる方はご相談ください。
●肝臓に負担をかけない生活習慣に
日本人はNASHになりやすい体質と言われていますが、食生活が欧米化したことで、よりリスクが高まっています。生活習慣病のひとつと言ってもいいでしょう。
肥満は一番の大敵です。肝炎になる前に少しの運動と食事で正常な状態に戻すことができます。
●肝臓のこと、気になったらいつでもご相談を
＜肝疾患センター 肝疾患相談支援室＞
0776－28－1197
平日 8：30～17：00（土・日曜日、祝祭日を除く）
