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高額療養費制度
高額療養費制度をご存知ですか
- 高額療養費制度とは、ひと月（1日から月末まで）にかかった医療費の保険適用分が高額になった場合に、一定の金額（自己負担限度額）を超えた分が保険者から支給される制度です。
- 自己負担限度額は年齢や所得に応じて定められています。
- 個室利用料金や食事代、入院セットの利用料金などは含まれません。
- 保険医療機関（入院・外来別、医科・歯科別）、保険薬局等それぞれでの取扱いとなります。
- 同月に入院や外来など複数受診がある場合は、事後申請することにより払い戻される場合があります。
- 申請の方法は、加入している保険者またはよろず相談外来にお尋ねください（詳細は裏面）。
70歳未満の方の場合
窓口でのお支払いを自己負担限度額までとする方法が３つあります
- 「マイナ保険証」の利用
- 窓口でマイナンバーカード（マイナ保険証）をご提示の際、「限度額情報の表示」に同意をしてください。
- 「オンライン資格確認」の利用
- 窓口で保険証をご提示の際、「オンライン資格確認」に同意することを事務員にお申し出ください。
- 「限度額適用認定証」（事前申請）の利用（令和６年12月2日からは発行されなくなります）
- 加入している保険者に申請することにより「限度額適用認定証」が発行されます。
住民税非課税世帯の方は、「限度額適用・標準負担額認定証」が発行されます。 - 「認定証」は「保険証」と一緒にご提示ください。
- 加入している保険者に申請することにより「限度額適用認定証」が発行されます。
※①②の場合は、限度額適用認定証がなくても自己負担限度額を超える支払いが免除されます。
※保険者にマイナンバーが登録されていない場合や、情報を照会できない場合は、「限度額適用認定証」「限度額適用・標準負担額減額認定証」が必要になることがあります。
| 所得区分 | 1カ月の自己負担限度額 | 多数該当＊ | |
|---|---|---|---|
| ア | 年収約1,160万円以上 （標準報酬月額83万円以上） |
252,600円＋（総医療費－842,000円）×1％ | 140,100円 |
| イ | 年収約770万円〜約1,160万円 （標準報酬月額53〜79万円） |
167,400円＋（総医療費－558,000円）×1％ | 93,000円 |
| ウ | 年収約370万円〜約770万円 （標準報酬月額28〜50万円） |
80,100円＋（総医療費－267,000円）×1％ | 44,400円 |
| エ | 年収約370万円以下 （標準報酬月額26万円以下） |
57,600円 | 44,400円 |
| オ | 低所得者（住民税非課税世帯） | 35,400円（食事代230円、長期180円） | 24,600円 |
70歳未満の方の申請例
100万円の医療費で、窓口での負担（3割）が30万円かかる場合
- 事前申請の場合
- 事後申請の場合
＊自己負担限度額80,100円＋（医療費－267,000円）×1％の方の場合
70歳以上の方の場合
〈一般（1割・2割負担の方）、現役並み所得者（3割負担の方）Ⅲの方〉
「マイナ保険証」または「保険証」を提示することで、窓口でのご負担が自己負担限度額までになります。
〈現役並み所得者（3割負担の方）Ⅰ・Ⅱ、低所得世帯（住民税非課税世帯）の方〉
- 「マイナ保険証」の利用
- 窓口でマイナンバーカード（マイナ保険証）をご提示の際、「限度額情報の表示」に同意をしてください。
- 「オンライン資格確認」の利用
- 窓口で保険証をご提示の際、「オンライン資格確認」に同意することを事務員にお申し出ください。
- 「限度額適用認定証」（事前申請）の利用（令和６年12月2日からは発行されなくなります）
- 加入している保険者に申請することにより「限度額適用認定証」が発行されます。
住民税非課税世帯の方は、「限度額適用・標準負担額認定証」が発行されます。 - 「認定証」は「保険証」と一緒にご提示ください。
- 加入している保険者に申請することにより「限度額適用認定証」が発行されます。
※①②の場合は、限度額適用認定証がなくても自己負担限度額を超える支払いが免除されます。
※保険者にマイナンバーが登録されていない場合や、情報を照会できない場合は、「限度額適用認定証」「限度額適用・標準負担額減額認定証」が必要になることがあります。
| 所得区分 | 1カ月の自己負担限度額 | ||
|---|---|---|---|
| 外来 （個人ごと） |
外来＋入院（世帯ごと） | 多数該当＊ | |
| 現役並み所得者（3割負担の方）Ⅲ 年収約1,160万円～ 標準報酬月額83万円以上 |
252,600円+（総医療費ー842,000円）×1％ | 140,100円 | |
| 現役並み所得者（3割負担の方）Ⅱ 年収約770万円～約1,160万円 標準報酬月額53～79万円以上 |
167,400円+（総医療費ー558,000円）×1％ | 93,000円 | |
| 現役並み所得者（3割負担の方）Ⅰ 年収約370万円～約770万円 標準報酬月額28万～50万円以上 |
80,100円+（総医療費ー267,000円）×1％ | 44,400円 | |
| 一般（1割・2割負担の方） | 18,000円 年間上限144,000円 |
57,600円 | 44,400円 |
| 低所得者 （住民税非課税世帯） |
8,000円 | 区分Ⅱ： 24,600円（食事代230円・長期180円） 区分Ⅰ： 15,000円（食事代110円） |
|
高額療養費及び限度額適用認証の申請先・お問い合わせ先
- 健康保険
- ：全国健康保険協会（協会けんぽ）または健康保険組合、共済組合
- 国民健康保険
- ：各市町村役場または国民健康保険組合
- 後期高齢者
- ：各市町村役場
「限度額適用・標準負担額減額認定証」をご提示いただいた方は、当院の『無料低額診療事業』の対象になる場合があります。詳しくは、よろず相談外来までお尋ねください。