当院のお産の特徴
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一人ひとりの希望に合わせたお産
「お産の瞬間はこのように迎えたい」、「母乳育児をしたい」など、お母さんにはそれぞれの思いがあります。当院では、妊娠期より助産師外来などを通してお母さんと助産師のコミュニケーションを深めながら、個々のニーズに合わせたテーラーメイドのお産を実現します。すべてのお母さんに母親としての喜びを感じていただけるよう、一人ひとりに合わせた支援を行っています。
point2
安心、安全な妊娠・出産
総合病院のメリットを活かし、小児科をはじめとする他診療科と連携しながら、お母さんと赤ちゃんを見守ります。高度な医療体制と専門的な治療により、合併症がある場合や高齢出産などハイリスク出産の場合にも安心です。周産期センター内にはGCU(新生児治療回復室)も備えており、万が一トラブルがあった場合も、迅速な対応が可能です。
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アットホームな環境
妊娠出産を支える産科病棟(周産期センター)が独立していますので、総合病院でありながら、安全で静かな入院生活をお過ごしいただけます。病棟内には、他のお母さんたちと一緒に食事したり授乳が出来るラウンジもあり、仲間やスタッフと気軽に話ができるアットホームな環境となっています。
出産のお部屋
当院の産科病棟には、分娩室2部屋のほかに、LDR(分娩室兼病床)を2部屋備えています。
立会い出産
出産は新しい家族が増える大事な瞬間です。その大事な瞬間を家族で支え合って、新しい家族のスタートとなるようにお手伝いさせていただきます。
家族立ち会い分娩を希望される場合は、ご主人と、立ち会う予定のお子さんも一緒に両親学級や助産師外来にお越しください。妊娠中から病院の雰囲気や助産師に慣れていただき、少しずつ赤ちゃんが生まれることについてお話したいと思います。
※分娩進行中に診察及び緊急の処置を必要とした場合は、担当医や助産師の判断でご家族に退室をお願いする場合がありますのでご了承ください。
早期皮膚接触
カンガルーケアと似ていますが、生後すぐに行う肌と肌を触れ合わせることをいいます。胎内でお母さんと10ケ月間一緒だった赤ちゃんは、 胎外に出てお母さんと離されると非常に不安になります。産まれたらすぐお母さんのぬくもりを感じる肌に抱っこしましょう。
- 利点・効果
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- 赤ちゃんをあたためる
- 赤ちゃんの身体の状態を安定させる
- お母さんと赤ちゃんのスキンシップをはかる
- 正常細菌叢をつくる
- 早期の授乳のきっかけになる
※赤ちゃんの状態や分娩の進行の状態を十分に観察して判断し、実施します。
状態によっては実施できないこともあります。
小児科との連携
当院は産科で生まれた赤ちゃんの状態管理を小児科医が担ってくれています。
出生時診察や退院診察では、スクリーニングとして小児科医師が診察をしています。また、病棟の同じフロア―にGCU(新生児治療回復室)があるため、病棟スタッフセンターに常時小児科医師がおり、 小さな変化も看護師と一緒に迅速対応をしてくれています。出生時診察・退院診察はお部屋に伺い、お母さんの前で診察をするのでお母さんは心配なことをその場で聞いて解決でき、安心して退院していただけます。