【最終回!?】これからどうする “肝炎医療コーディネーター” 患者さんに寄り添う心が大事
- 肝臓川柳
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自他ともに 助けるマインド 最高です!
(最高です…さいこうです…かんこうです…肝Co…肝炎Co……肝炎コーディネーター最高!)
肝炎医療コーディネーター(肝Co)とは、肝炎の受検、受診、受療を進め、肝硬変・肝がんの移行を減らすことを主目的に、文字通り、医療と患者さんの橋渡し役として、約15年前より登場し、その後全国的に育成が進み、約30000人の方が養成されています。
職種を問わず誰でもなれるわけですが、“何をするのか分からない” “メリットがない”などの声も聞かれたり、C型肝炎は撲滅されつつあり今後の必要性を疑問視する方もいます。
難しく考えず自分の立場で出来る事は何でもいいので行い、出来ないことは他の職種の方にバトンタッチすることが重要ですし、“肝炎”とは、C型肝炎に限らす“脂肪性肝炎” “アルコール性肝炎”などもあり、これからも同じような肝Coの役割が需要です。
そもそも何のための活動か? 資格を取るためでも目に見える報酬のためでもなく、肝蔵の患者さんのために寄り添って手助けをするマインドが基本です。
患者さんの笑顔や感謝の言葉は嬉しいものであり、さらには自分の仕事のスキルアップになり、人間としても成長出来ます。これらが目に見えない報酬だと思います。
長い間(約15年?)“肝トピックス”をご覧いただき誠に有難うございました。
諸事情により、今回をもちまして、福井県済生会病院からの“肝トピックス”配信を一旦終了させていただきます。これまでの集大成を行いたいとも考えています。
御意見ご感想などがございましたら、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
- これだけ覚えておいて損はない!
今回のポイント -
皆さん!周りを巻き込んで、肝炎コーディネーターになりましょう‼‼
(文:肝疾患センター長 野ツ俣 和夫)
2024.3.19 更新