肝炎への正しい理解や早期発見早期治療を推進する厚生労働省の肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」が、新制度「知って、肝炎プロモーター」が発表されました。当院の肝炎医療コーディネーターである橋本まさみ看護師が、全国6人の肝炎プロモーターの1人として選出され、7月末に東京で行われたイベントでお披露目されました。
この制度は、全国に約10,000人いる「肝炎医療コーディネーター」の周知や、肝炎撲滅に向けた普及啓発活動を推進するものです。今回、〝初代 肝炎プロモーター〟に選ばれた6人には、同プロジェクトの特別参与で俳優の杉良太郎さんから、オリジナルワッペンが授与されました。
【肝炎コーディネーターとは?】
肝炎ウイルス検査促進や陽性者に対する受診勧奨・治療の支援などを中心に、ウイルス性肝炎・肝がんの撲滅のための重要な役割を果たしています。
当院は肝疾患診療連携拠点病院として、福井県と連携しコーディネーターの育成に注力しています。昨年までに職員56人が養成研修会を受講。今年度から、養成研修を受講し試験に合格すると「肝炎医療コーディネーター」として知事認定を受けられるようになり、当院からは21人(うち新規9人)に認定証が交付されました。