お知らせ

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徹底解説!!「不整脈ドック」

 

その症状は本当に年齢のせいですか? 心臓のせい(心房細動:不整脈)かもしれません。

 

 

めまい、息切れ、たちくらみ、疲労感、食欲不振、胸痛、動悸など、

頻度は少ないけど、なんとなく不調を抱えていませんか?

年齢のせいとあきらめていませんか?

もしかすると、心臓の病気「心房細動(不整脈)」かもしれません。

 

 

 

 

 

「不整脈ドック」。その特徴をご紹介します。

 

「不整脈ドック」の流れ

 

 

 

  • 1問診、診察

     

     
  • 2採血
    BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)

     

     
  • 3心電図

     

     
  • 4動脈硬化検査

     

     
  • 5心臓エコー検査、長時間心電計
    15:00 心臓エコー検査。 検査終了後、長時間心電計装着。

     

     
  • 67日間、長時間心電計で計測
    7日間装着後、機器をゆうパックで送付(ゆうパック等は装着時にお渡しします。)

     

     
  • 73週間後 専門医結果説明
    検査実施から約3週間後に結果説明を行います。

     

     

 

 

 

「不整脈ドック」の検査

 

 

 

心電図: 長時間心電計(ホルター心電図)

 

健診時に行う安静時心電図、通常のホルター心電図とは違い、7日間にわたる長時間の計測を行います。

長時間の計測により、無症状・発作性(たまにでる)の不整脈を検出することができ、早期発見・治療につながります。

この検査の不整脈検出率は ”90%”にもなります。

 

<機器を装着したまま、半身浴やシャワーを行うことができます>


長時間心電計(商品名:Heartnote)

 

 

超音波: 心臓超音波検査(心臓エコー)

 

心臓エコーでは、超音波を使い、心臓の形態(大きさ、厚み、弁の状態)、動き(ポンプ機能の状態)を見ることができます。

主に、心不全、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)、不整脈、弁膜症、心筋症を見つけることができます。

 


 

 

生理検査: 動脈硬化検査

 

血管のつまり具合・硬さや、血管年齢を予測する検査です。

四肢に電力を流し、血管の詰まり具合・硬さ、血管年齢を予測する検査です。自覚症状のない動脈硬化症を早期発見でき、心筋梗塞や心筋梗塞も早期診断に役立ちます。

 


 

 

採血: BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)

 

BNPとは長時間心臓に負担がかかると分泌されるホルモンで、心臓の機能が低下して心臓への負担が 大きいほど多く分泌され数値が高くなります。

血液中の濃度を調べることで心不全や心肥大など心臓病の早期発見が可能となります。日本の心不全患者は年々増加しており、また早期の段階では無症状であることが多いです。

 

 

 

 

お勧めしたい方

 

 

 □ 60歳以上の方

 □ めまい、息切れ、たちくらみ、疲労感、食欲不振、胸痛、動悸などの不調

 □ 病院に受診するほどでない軽度な胸部症状がある方

 □ 胸部が気になる方

 □ 高血圧、糖尿病のある方(心房細動がある方は除外)

 

 

 

 

 

「不整脈ドック」、「心臓ドック」の違い

 

 

めまい、息切れ、たちくらみ、疲労感、食欲不振、胸痛、動悸などの不調を抱えている60歳以上の方は、

まずは、「不整脈ドック」から受けてみてはいかがでしょうか。

 

 

  不整脈ドック 心臓ドック
発見できる疾患

心房細動、心室性期外収縮、上室性期外収縮、徐脈性不整脈など

心房細動は脳梗塞の原因になるため、その早期発見は大変重要

虚血性心疾患

(冠動脈の狭窄によりもたらされる病気)

おすすめする対象

・60歳以上の方(特に65歳以上の高齢者)

・病院に受診するほどでない軽易な胸部症状のある方

・胸部が気になる方

・高血圧、糖尿病のある方

 (心房細動がある方は原則除外)

・男40歳以上、女性60歳以上で、

 動脈硬化のリスク因子のある症例

(喫煙、肥満、脂質異常症、高血圧、

 糖尿病、虚血性心疾患の家族歴)

気になる症状など

・めまい、息切れ、立ち眩み、疲労感、食欲不振

・脈が乱れる感じがある

・原因不明の胸部不快感

・血圧測定時に脈が速いことがある

・労作時の息切れや胸痛

・動脈硬化のリスク因子が2個以上ある

 

 

 

 

心房細動による脳卒中、心不全リスク

 

 

 

 


・心房細動がある方は、ない方と比べ、”脳卒中の発症リスクは5倍”、”心不全の発症リスクは4倍”高くなります。

・心房細動の方の約3分の1が脳卒中を発症するといわれています。

・心房細動では、大きな血栓ができやすく、太い血管を詰まらせることが多いです。

 引き起こされる脳卒中は他のパターンと比べ、死亡や重篤な後遺症を引き起こす確率が高くなる可能性があります。

 

 

心房細動は、症状がたまにしかでなかったり、症状がない場合もあり、発見が難しく、早期治療が遅れる場合があります。

「不整脈ドック」で定期的なチェックをおすすめします。


 

 

 

 


 


 


発見しづらい心房細動を見つける「不整脈ドック」が誕生しました。


いつもの健診の安静時心電図では10秒程度の記録のため、時々にしか出ない不整脈の検出は難しいです。

不整脈ドックで使用する”長時間心電計”では7日間計測することにより高い検出率で不整脈を発見します。

 

 

 




 

 


 


 

 

 

福井県済生会病院 健診センター

電話番号 0776-23-1111(代表)

お問い合せ時間[月~金]8:30~17:00 

ご遠慮なくお尋ねください

 

 


0120-291-373(フリーダイヤル)
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