寒い季節、心臓に負担かけてませんか?
最近寒くなってきて、熱いお風呂に入って1日の疲れを癒すのは至福の時ですね。
ただし、冬場の入浴は温度の変化に要注意です。心臓や血管に大きな負担がかかり、重大な健康障害を引き起こす一面が潜んでいます。
「ヒートショック」という言葉を聞いたことはありますか?
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを指します。
この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。
冬場の入浴では、暖かい部屋→寒い浴室→熱いお湯と急激な温度変化で血圧変動を繰り返し、血管に強いストレス(ショック)を与えます。
下記のチェックリストに該当する場合は、ヒートショックの対策をして入浴するようにしましょう。
特に、10度以上の温度差は危険度が高く、外が冷え込む11月~2月にかけて重篤なショックが起こり、脳心血管病になりやすいため、寒い脱衣所やトイレに行くときには注意が必要です。
~ヒートショックを予防するポイント~
寒い季節になり、入浴が1日の終わりのリラックスタイムになっている方も多いと思います。
ところが、一歩間違えると癒しの時間が命の危機になりえます。
温度差による血圧変動で起こるヒートショックを対策し、安全にお風呂を楽しみましょう。
当健診センターでは、2024年7月より不整脈ドックを開始しました。
ヒートショックは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを指します。
ヒートショックを起こさないことはもちろんですが、まずは不整脈ドックで自分の心臓の状態を把握してみませんか?
福井県済生会病院 健診センター
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