【健康】ブレスト・アウェアネス ~乳房を意識する生活習慣~
9人に1人は乳がんに。
乳がんは働き盛りの40代に発症率が高い病気です。
乳がんは乳房にできる悪性腫瘍です。特に40代~60代を中心とした世代が発症しやすく、本人はもちろん、家庭や職場など周囲への影響が大きいがんといえます。
また、診断の遅れによる転移を防ぐためにも、早期発見がポイントです。
発症原因は、遺伝的要因以外は今のところはっきり特定されていないため、決定的な予防法もありません。
乳がんの初期段階といえる大きさ1cm程度になるまでに8~10年と、他のがんに比べ増殖スピードが遅いのが特徴です。
そのため、気づいた時には他の組織や臓器に転移をしている可能性もあるため、早期発見がポイントになります。
日頃から乳房を意識した生活習慣「ブレスト・アウェアネス」を心がけることが重要です。
「ブレスト・アウェアネス」とは、女性自身がご自分の乳房の状態に日ごろから関心をもち、乳房を意識して生活することをいいます。
また、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療につながる、女性にとても重要な生活習慣です。
以下の4つのポイントを押さえ、検診を受け、早期発見・治療でご自身の体を大切にしましょう!
▮ 福井県済生会病院健診センターで乳がん検診を希望される方へ
毎年10月は「ピンクリボン月間」として乳がんの早期発見・早期治療を啓発・推進しています。
当健診センターでは、木曜日の午後と年に数回日曜日の午前に乳がん検診を行っています。
欧米などでは、検診受診率の向上により死亡率が年々減っています。⼀方、日本の受診率はなかなか伸びず、年々死亡率が増加傾向にあるって知っていましたか?乳がんは早期に発見すれば治癒率の高いがんです。あなた⾃身の人⽣のために、そしてあなたの周りの人たちを悲しませないためにも定期的に検診を受けましょう。
ご予約希望の方は、下記までお問合せください。