【健康経営】会社の健康状態は従業員の健康から。
従業員の健康状態、把握できていますか？
前回ご紹介しました意外な事実。県内において2023年に健康経営優良法人認定を取得した団体は、2018年と比較して15倍になった一方で、従業員規模300名以下の企業では70％が「取り組む予定がない」と回答。これだけを見ると、健康経営に関する取り組みは二極化に進んでいるのか？と感じる調査結果でした。
「取り組む予定がない」理由として、「（健康経営を）知らない」「（健康経営の内容が）分からない」「（健康経営に）取り組む理由がない」という声が非常に多く見られました。
おそらく多くの方が「実際に取り組んで効果があるの？」「そもそも経営に直結するのか？」「何も手を打たないことでどんなデメリットが？」そんな疑問をお持ちなのではないでしょうか。
正直なところ、これをやれば１００％効果があります！とは私には申し上げられません。それは、どんな目的で、どのように取り組み、何をするかによって結果はまったく違いますし、変化が激しく先行きが不透明で、今日の正解が明日正解とは言えるかさえ分からない今そして未来において、正解探しは非常に困難な作業だと思います。そんな未来をいち早く予測して正解を導き出す能力を持っていたら良いのですが・・・。これについては、ドラえもん、いやドラッカーもこんな印象的な言葉を残しています。
われわれは未来について、二つのことしか知らない。一つは、未来は知りえない、二つは、未来は、今日存在するものとも今日予測するものとも違う。
（P・F・ドラッカー『創造する経営者』上田惇生訳）
全くその通りですね。とはいえ、未来は予測できない、だから流れに任せるしかない・・・なんて思っておられる方はいらっしゃらないでしょう。ましてや経営者の方においては「そんな悠長なことを言っていられるかー！知りえないなら自分達でつくっていけばいいんだー！！」とおっしゃられるのではないかと。また、これをお読みなっている多くの総務・人事担当者様も、社長からそんな激しい檄が飛んでくるシーンを、ありありと想像されておられるのではないでしょうか。
ここで大事なことは、効果があるからやる、儲かるからやるということも考えの一つですが、一人ひとりがどんな未来にしていきたいのかを考え実践し、実現に向けて活動し続けることではないでしょうか。少なくとも現在健康経営に取り組んでおられる企業様のスタートは、これをやれば効果がある、儲かるといった理由ではないと私は感じております。特にINVEST IN WELLNESS Vol.2企業編にてご紹介させていただきます福井キヤノン事務機様、以前ご紹介させていただきました株式会社長田工業所様、今年4月に(外部リンク)≫ 福井キヤノン事務機様にて開催されました「f-businessサロン」 にてご登壇なさった坂川建設株式会社様は、それぞれ全く違った背景、大事な想いをもって取り組んでこられた企業様です。
以前、経済産業省が作成した「健康経営優良法人２０２１（中小規模法人部門）取り組み事例集」を見ていて、どんなきっかけで健康経営に取り組み始めたのかに注目してみたところ、紹介されている企業のうち約半数が「社員の健康状態の悪化・アクシデント」という事実に正直驚きました。これは是非みなさんにご覧になっていただき、ちょっと想像していただきたいのです。
もしうちの会社で同じようなことが起こったとしたら・・・と。
ところで御社では、従業員の方々の健康状態を把握されておられますか？健康診断などで要精密検査と言われながら、放置されておられる従業員はいらっしゃいませんか？最近、休みがちな方や、なんとなく元気がない方はいらっしゃいませんか？
紹介されている約半数が「社員の健康状態の悪化、アクシデント」
■上記でご紹介しました健康経営優良法人2021の取り組み事例集はこちらからご覧いただけます。是非ご活用ください。
人、企業、市町の
目に見える取り組みだけでなく、
目に見えないけれど
大事なWhyを見える化し、
それぞれのストーリーをご紹介することで
Next Action！のきっかけをご提案する
『INVEST IN WELLNESS』
INVEST IN WELLNESS Vol.2
ただいま準備中です。
Vol.2は企業編、どうぞご期待ください！
※今回ご紹介しました
「INVEST IN WELLNESS」は、
この度開設しました
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ゆったりとした時間にご一読いただき、
ご自身のいまの心と身体の状態に
意識を向けていただけたら幸いです。
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