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病気について、症状等
自己免疫(自分の体でつくられた抗体が自分の体の臓器に作用すること)の異常によって、甲状腺が刺激され、過剰な甲状腺ホルモンを産生する、主に女性に多く見られる病気です。甲状腺の腫大、目の突出(ただし一部の患者のみ)に加えて、甲状腺ホルモンの働きにより、動悸、発汗過多、手の震え、食欲亢進、痩せ、いらいら感、等の症状が起こります。
検査
甲状腺ホルモン値と自己免疫反応の有無を調べる採血検査、さらに甲状腺エコーを用いて甲状腺全体の腫大と血流の増加を調べること等により診断します。
治療
治療法は大きく3つあります。すなわち①甲状腺ホルモンの産生を飲み薬で抑える「抗甲状腺薬治療」②放射線で甲状腺の細胞を内側から死滅させる「アイソトープ治療」③甲状腺を切除することにより
ホルモンを低下させる「手術治療」です。
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