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肝細胞癌は動脈から栄養されるために、腫瘍を栄養する血管内に進めたカテーテルから抗癌剤と血流を遮断する塞栓物質を注入し、腫瘍を壊死に陥らせる治療法です。実際には、局所麻酔で右足の付け根の動脈から1.3mm径のカテーテルを挿入し、肝動脈内に造影剤を注入して腫瘍を確認したら、腫瘍の近くまでマイクロカテーテルを進めて治療を行います。当院ではコンピュータを使って腫瘍の栄養血管を自動的に見つけ出すソフトウエアや、0.5mm径の非常に細いマイクロカテーテルを用いて、ピンポイントでの治療を行っています。5〜6個の腫瘍であれば同時に治療できます。
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