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脳動脈瘤コイル塞栓術は、カテーテルにより脳動脈瘤の中にプラチナ製のコイルを挿入し破裂を防ぐ方法です。
術中の破裂や脳血管の閉塞(脳梗塞になることがあります)などの合併症が出て、意識障害・片麻痺・言語障害などの後遺症が残る可能性があります。最悪の場合は生命に関わることすらあります。合併症の可能性は5%くらいです。
治療法
太ももの付け根の動脈よりガイディングカテーテルを挿入し、
1) 動脈瘤内にマイクロカテーテルを挿入
2) 動脈瘤内大きさに応じたプラチナ製のコイルで塞栓(このときにコイルが母血管にはみださないようにバルーン(風船)やステントを使用することがあります)
3) 径の大きい長いコイルから径の小さい短いコイルを何本か使って動脈瘤内に血流が残らないように塞栓
4) 手技が終了したらカテーテルを抜去
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