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脳梗塞超急性期において、発症後4.5時間以内であれば、t-PA療法の対象となり、年間約30名前後の方がこの治療を受けています。しかし、t-PA の対象外であったり、t-PAを投与しても閉塞血管が再開通しなかったりする方も少なくありません。その場合に脳血管内治療により血栓を回収して閉塞血管を再開通させる治療が行われるようになりました。
その方法は現在のところ、2種類あります。Penumbraという血栓を吸引するカテーテルを挿入する方法とステント型をした血栓を絡め取る器材(Solitaire, Trevoなど)も使用する方法です。適応は、脳梗塞発症後8時間以内と言うことになっていますが、脳梗塞が完成したあとで再開通しても効果がないばかりか出血を助長することになるので、少しでも早く再開通させることが重要です。
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