福井県済生会病院

肺がん

診断・治療

診断に関してはCT、PET-CTなどの画像診断をもとに、気管支鏡検査（超音波ガイド下気管支鏡検査を含む）を行って、確定診断をつけています。気管支鏡検査時には、CT画像から仮想気管支鏡画像を作成（ナビゲーションシステム）し、診断率の向上に役立てています。気管支鏡検査でアプローチできない場合は、放射線科にCTガイド下肺生検、呼吸器外科に胸腔鏡下手術（VATS）による生検を依頼しています。
治療に関しては、当科では抗がん剤治療を中心に行っており、分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬の使用経験も豊富です。手術可能な患者さんについては、呼吸器外科と合同の検討会を行い、手術をお願いしています。放射線治療については、放射線科と連携しトモセラピーを使用して行っています。また、早い時期からの緩和ケアの導入も行い、患者さんの苦痛を軽減するようにしています。

診療科