福井県済生会病院

上肢の外科（メノポハンド外来）外来とは？

女性の更年期以降に集中して発症する手指の愁訴をメノポハンド（Menopausal hand：更年期手）と呼んでいます。この中には、腱鞘炎、指の変形性関節症や手根管症候群などが含まれます。女性だけではなく、男性にも発症します。また、ホルモンバランスに変化が生じる産前・産後に発症することもあります。
この疾患群の患者さんに、病気の説明・治療を行います。もし、手術が必要であれば、その内容も説明します。

※水曜日・木曜日に松田匡司医師が診察致します。

疾患

ばね指・デケルバン病などの腱鞘炎，指の第一関節の腫れ・痛みを生じるへバーデン結節や，指の第二関節の腫れ・痛みを生じるブシャール結節，手根管症候群、肘部管症候群などの絞扼性神経障害など幅広い疾患が含まれます。

手術

腱鞘炎であれば腱鞘切開、変形性関節症であれば関節包の切除や関節固定、手根管症候群であれば手根管開放術など、疾患に応じた治療を行います。また、治療方針については、いくつかの選択肢がある場合、患者さんとよく相談して決めるよう心がけています。

＜お願い＞

多数の手指のこわばり・関節の腫脹が主訴であったりして関節リウマチが疑われる患者さんは、採血結果によっては、当院の関節リウマチ専門医に紹介になる可能性があります。

予約受付・お問合わせ

月～金曜、8:30～17:00まで
TEL：0776-23-1111　整形外科［内線2140］