脳神経外科医と脳神経内科医がチームで行う24時間体制の医療
当院では脳神経外科医と脳神経内科医が合同で診療を行っており、SCU(脳卒中センター)を含めて24時間体制で神経疾患に対応しています。
看護師(脳卒中リハビリテーション看護認定看護師3名を含む)、リハビリテーションスタッフとともに、早期からリハビリを実施して、1日も早く患者さんが回復するように努めております。
またソーシャルワーカー、退院支援室スタッフとともに在宅や社会復帰に向けてサポートを行い、患者さんおよび家族の方の不安を解消し、かかりつけ医や連携医と連絡を密にして、患者さんにとって最も望ましいチームとしての診療・連絡体制を心がけております。
力が入りにくい、呂律が回りにくい、しびれ、歩行困難、ふらつき、ふるえ、ぴくつき、など様々な症状に対し、脳や脊髄、末梢神経、筋肉に関して検査と治療を行います。ご病気の内容が耳慣れないものもあるため、患者さんとご家族の方が納得できるように十分な説明を行うよう心がけております。根本的な治療が難しいものに関しては、在宅ケアに関する相談も行っております。他院からの受け入れは元より、診断や治療が難しいケースに関しては他院への紹介やセカンドオピニオンにつきましても行っておりますのでお気軽にご相談ください。
対象となる病気は以下のようなものがあります。
1.脳血管障害:脳梗塞、脳出血
2.感染症:髄膜炎、脳炎
3.自己免疫性疾患:本来、外敵に対するからだの防御反応が自己の神経に向けて起こります。
4.てんかん
5.変性疾患:上記のどれにもあてはまらない、進行性の神経の病気です。
パーキンソン病/パーキンソン関連疾患、筋萎縮性側索硬化症など
また脳ドックと連携して、頸動脈狭窄の評価と脳梗塞のリスクの定期的なチェックも行っております。
広報誌「かけはし」 特集:脳卒中~こんな症状は脳からの警告!~
脳神経内科医長
上野 亜佐子
(うえの あさこ)
免許取得:平成14年
脳神経内科医長
山口 智久
(やまぐち ともひさ)
免許取得:平成24年
脳神経内科副医長
臼井 宏二郎
(うすい こうじろう)
免許取得:令和2年
受診について