2019年3月2日、緩和ケア病棟20周年記念の市民公開講座『自分らしく生きるために』 ~最新の治療と共に進む緩和ケア~ というテーマで市民公開講座を開催し、210名以上の患者さんやご家族、市民の方にご参加頂きました。
第1部は、当院土田医師、中山医師、松本看護師、加藤医師が、専門的な立場から、緩和ケア、がん薬物治療、アドバンス・ケア・プランニングについてお話し致しました。
特別講演では、日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授で 外来化学療法室 室長 の 勝俣 範之先生に「最新のがん薬物治療と緩和ケアについて」というテーマで分かりやすくお話頂きました。更にシンポジウムではそれぞれの立場からの活発な意見交換が行なわれました。
また、がん治療中ながら全国で音楽活動を行なう歌手、けいこさんと、のど自慢のギタリストのこうじさんが、ミニライブを開催し、美しくのびやかな歌声と演奏で会場を癒して下さいました。
今後も患者さんやご家族に正しい知識を持ってもらい安心して治療に臨んで頂けるよう、また市民の皆様に”がん”への関心を持って頂き更に一歩進んだ支援についてご理解頂けるよう取り組んで参ります。