ほうっておくと危ない!検便の「要」精密検査① ~大腸がん検診~
2021.06.02(かけはしvol.108掲載)
■便に混じる血の量で、大腸がんを調べる
健康診断の検便は、便に血が混じっていないかを調べる「便潜血検査」です。陽性の場合には、大腸がんや大腸ポリープが疑われるため、精密検査が必要です。正確な検査のため、2日間に分けて採取するなど、きちんと検査方法を守りましょう。
■死亡リスクは約4倍。必ず、精密検査を
大腸がん検診で発見された大腸がん患者のうち便潜血検査で陽性の場合、精密検査を受けなかった方は、受けた人よりも死亡リスクが約4倍高いというデータもあります。 前回の精密検査では問題がなかった、痔だから、などご自身での判断は禁物です。必ず精密検査を受けてください。